NOVEL  >>  Short story  >>  short #01-#05
 名も知らぬ 遠き島より
 流れ寄る 椰子の実ひとつ
 故郷の岸を はなれて
 汝はそも 波に幾月

 (『椰子の実』作詞 島崎藤村)
作品タイトル
 ここに本文を。


 旧の樹は 生いや茂れる 枝はなお 影をやなせる われもまた 渚を枕 ひとり身の 浮寝の旅ぞ 実をとりて 胸にあつれば 新たなり 流離の憂い 海の日の 沈むを見れば たぎり落つ 異郷の涙

 思いやる 八重の汐々 いずれの日にか 国にかえらん

 (『椰子の実』作詞 島崎藤村)





<< END >>
NOVEL  >>  Short story  >>  short #01-#05
後書きめいたものをどうぞ。その他、拍手ボタンや、読後感想用メールフォーム、などなど必要があれば置いて下さい。尚、このページは素材を使っていますが、単独で使って頂いても構いません。
※ タイトルの素材は、FREAKyBUNNy 様よりお借りしたフォントで作りました。
作品タイトル Copyright © 2009 サイト名 all rights reserved.